トゥクタミシェワ＜3Aを跳んでもお祭り気分にはならなかった＞

リーザはまだまだ進化しそうですね！この冷静さが素晴らしいです。女子3A時代が本格的にやってくるのでしょうか？！

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2015年4月18日
タチヤナ・フレイド

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ
トリプルアクセル成功の後もお祭り気分にならず
その先を滑らなくてはいけないと分かっていた

　（前文略）

　―　リーザ、今大会での自分のフリープログラムの滑りをどう評価しますか？

　とても良い評価を頂きました。大変でした。今シーズンでいちばん大変な滑りのひとつになりました。本番前はあまり気分が良くなかったので、こんなふうにシーズンを締めくくることができてとても嬉しいです。計画していたことはすべてやりました。すべてうまく行ったわけじゃありませんが、今の段階では良すぎるぐらいの滑りです。

　―　気分が悪かったというのは？

　疲れからでしょう。頭痛がして、それに全体としてパワーも残っていませんでした。でもスケートへの影響はありませんでした。シーズンの終わりはいつだって演技するのが大変だし、以前の試合に比べて滑るのが大変になります。精神的にではなく体力的に。身体がすでに疲れているので。

　―　フリープログラムでは、6分間のウォームアップや練習の時よりも上手くトリプルアクセルを跳びましたね。それを可能にしたものは？

　アドレナリンと、少しの腹立たしさと、このジャンプを跳ばなくてはという意欲と、そしてもちろん、冷静な頭です。ええ、6分間練習ではうまく行きませんでしたが、このエレメントを遂行するためにあるべき感覚を私は知っていました。数え切れないほど頭の中でジャンプを回転させてきましたから。根気よく向かって行って、しっかりとひねったことで、あんなに素敵なアクセルを跳ぶことができました。自分でも良かったと思うぐらい！

　―　試合でフリープログラムにトリプルアクセルを入れたのは今回が初めてでしたね。その前には世界選手権のショートでトライしています。2つを比べてみて感覚はどうですか。

　フリープログラムでは、いま起こっていることをより適切に受け止めていて、アクセルを確実に着氷してもその先を滑る必要があることを分かっていました。お祭り気分はありませんでした。ただ、会場は爆発しましたね。それは私自身感じました。でも、気をゆるめてはいけないし、その先のことをやらなければいけないと分かっていたんです。

　私たちは練習でトリプルアクセルを入れたフリープログラムをやっていたので、自分にとって何か新しいものというふうにはなりませんでした。それにショートでもアクセルの後に3T-3Tのコンビネーションとルッツをやっていたので、フリーにそれらのジャンプを入れても耐えられると理解していました。

　フリープログラムの内容はショートと比べてそれほど変わりません。たしかにジャンプは多くなりますが、基本的に同じエレメンツです。だから何か重大な違いというのはありませんでした。ただし精神面は別です。トリプルアクセルを跳ぶことはルッツ-ループを跳ぶことではありませんから。来シーズンは、私のアクセルがより安定するように願っています。

　―　必要なときにそれをやることが大切と？

　その通りです。

　―　自分はもう世界チャンピオンなのだと感じていますか？

　正直言って、そのことはよく考えていないぐらいです。多分まだ感じていません。それに、その必要もありません。私はタイトルに執着しないという点でね。今は基本的に何も考えたくありません。とても疲れたので、休暇を夢みていますが、でもバカンスまで待たないと。

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＜原文＞
http://fsrussia.ru/intervyu/1014-elizaveta-tuktamysheva-posle-trojnogo-akselya-ne-bylo-ejforii-ponimala-chto-nado-katatsya-dalshe.html

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＜自習メモ＞
зацикливаться: начинать повторяться/концентрировать свои силы, свое внимание на чём-либо одном в ущерб всему остальному