ミーシン<男子シングルの流行りは日本人>
2015年3月6日
ボリス・ホドロフスキー
今日、3月6日、タリン(エストニア)で開催中のフィギュアスケート世界ジュニア選手権大会で、男子シングルのショートプログラムが行われた。トップに立ったのは日本のショーマ・ウノで84.87点。ロシアのアジヤン・ピトケーエフ(76.94点)、アレクサンドル・ペトロフ(75.28点)、アレクサンドル・サマリン(70.61点)はそれぞれ2位、3位、6位につけた。『オール・スポーツ』のボリス・ホドロフスキー特派員に対し、伝説的なアレクセイ・ミーシンコーチが総括のコメントをしてくれた。彼はアレクサンドル・ペトロフのコーチを務めている。
練習ではアジアとアメリカの選手たちがフェノメナルな滑りを披露した。しかし、真の時(※試合本番)が訪れると、ロシアの選手たちがいつもどおりリーディングポジションを狙い、その位置を占める結果となった。
― それでもショートプログラムでは日本のショーマ・ウノが他を引き離しトップに立ちました。
彼はいま褒めそやされているだけだ。公式プログラムの顔にまでされて。ここへはジュニアレベルでもっとタイトルを獲っている選手も来ているのだが。私は彼のジャンプテクニックがあまり気に入らない。完璧からは程遠い。
― 審判団があからさまに彼を表彰台の一番高いところへ引っ張り上げていると?
そうは言わない。いま男子シングルでは日本人がなにか流行になっているだけだ。このようにジュニアのレベルにもそれが現れている。とはいえ、正当に評価する必要はある。ウノには際立ったスケーティングがある。
― 教え子のアレクサンドル・ペトロフの演技には満足していますか?
非常に満足している。決して素晴らしい状態でタリンへ来たわけではないことを考慮すれば、特にそうだ。
<原文>
http://www.allsportinfo.ru/index.php?id=90637
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