ミーシン<欧州選手権必勝を期していたわけではない>
似た内容の別の記事を読むと、「ストックホルムの練習で3Aを跳んだのはライバルにプレッシャーをかけるためか?」と質問されたミーシン先生が、「そうではなく、トレーニングの中で準備しているだけ」と答えています。
先生もキスクラで少し涙ぐまれていたような…本当におめでとうございます!!!
2015年1月31日
マリア・スタロヴェロワ
リーザに課していなかった
(前文略)
何がなんでも欧州選手権で優勝するという課題をリーザに課していたわけではない。今季エリザヴェータがすべきことは、彼女にできることをただ見せることだった。彼女はようやく成熟した。自分のポテンシャルを見せることができるし、その準備ができたのだ。この子には驚くべきジャンプの才能がある。そして、控えめに言うが、それを指導できるコーチもまた良い(微笑)。
フィギュアスケートには勝利への道が2つある。単にルールを一字一字追って指示どおりにやろうとすることもできるが、私とエリザヴェータは別の道を行く。我々はソヴィエト・ロシアのフィギュアスケートの最高の伝統を受け継ぎ、スポーツを芸術にする。
エリザヴェータは今大回のトレーニングでトリプルアクセルをやった。非常に自信を持って跳んだ。しかし、我々はまだそれをプログラムには入れていない。まずは良い準備をする必要があるのだ。それに、今の選手たちの世代は限界に達している。3回転のコンビネーションジャンプをすべて習得し、スピンとステップはレベル4になった。エプロンステージ(張り出し舞台)へ出て行くべきはトリプルアクセルの世代だ。まずはトレーニングでこの最高難度のエレメントに習熟する必要がある。大会期間中のトレーニングも含めてだ。
<原文>
http://www.team-russia2014.ru/article/figur/20096.html
- 関連記事
-
- ミーシン<男子シングルの流行りは日本人> (2015/03/07)
- ミーシン<記者たちはアルキメデス的なことを言う> (2015/02/02)
- ミーシン<欧州選手権必勝を期していたわけではない> (2015/02/01)
- ミーシン<トゥクタミシェワがユーロで3Aを跳ぶかは今月末に公表する> (2015/01/11)
- ミーシン<トゥクタミシェワは女子のスケートを具現化している> (2014/12/15)