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ナゴルニフ次官<プルシェンコが残ってくれたら嬉しい>

皆さま、お久しぶりです!アイスショーシーズンも半ばを過ぎ、新プログラム(新パートナー、新コーチ、新拠点…)の情報がどんどん出てきましたね。
3日前にスポーツ省のナゴルニフ次官(冬季スポーツ担当)のインタビューが出ていたので、その中からフィギュアスケートに関する部分のみ訳してみました。久々に翻訳したので勘が鈍っている感じ…明日また見直します!



2014年7月30日
ウラジーミル・イワノフ


ユーリ・ナゴルニフ
もしプルシェンコが残ってくれたら、私たちはただ嬉しいばかりだ


 (略)


 ― あなた個人としては、去年とおなじように、夏のあいだ1日10~11時間を冬季種目の仕事に捧げているのですか。

 今はもうすこし短い。とは言っても、解決しなくてはならない組織的な問題が非常にたくさんある。スノーボード選手の活動家がイニシアチブをとり、新しい連盟がつくられた。困難な形成プロセスが進行中だ。重要なのは、国際競技連盟との緊密な連携を手放さないこと。個々の種目に問題が十分ある。まさにフィギュアスケートでは、例えば、深刻な変化が起こり、新しいペアとカップルが成立した。ソチで行われる次のロシア選手権では、代表チーム入りをめぐる争いが最高にシリアスなものになるだろう。

 ― ちなみに、スポーツ省はカタリナ・ゲルボルト/ブライアン・ジュベールという新しい国際ペアをどう見ていますか。

 どうとも。私たちはこの方向性の活動を認可していない。今にち我が国にはペアスケーティングの非常に良い基盤があり、何かに着手することに意味はない。彼らが一緒に滑ったり、ロシアの試合に出場することは誰も禁じないだろう。しかし、ロシアフィギュアスケート連盟も、スポーツ省も、ゲルボルト/ジュベール組の結成に関する決定を行っていない。強調しておきたいのは、二人は現在、ロシアナショナルチームのメンバーという身分ではないということだ。

 ― フィギュアスケート競技の新旧役員交代協議会はまだ行われていません(※8/21に開催予定)。でも、この連盟では変化が生まれていますね。

 ソチオリンピックは、我が国がフィギュアスケート競技で大きなポテンシャルを持っていることを示した。若いコーチたちの世代がまるごと成長した。この世代は、どんな点でも他に引けを取らないし、それどころか多くの点で最優秀の外国人コーチたちに優るほどだ。彼らは現代のスケートの傾向をとらえ、実験することを恐れない。と同時に、この新しいコーチたちには、首脳陣の一部との間の理解不足が認められる。ソチのメダル収穫量が一回きりの跳ね上がりではなく、何かもっと大きなものの始まりになるよう私たちが望むとすれば、刷新が不可欠だ。アレクサンドル・ゴルシコフ会長は大きな仕事をやり通し、彼が適任であることに疑念は起こっていない。が、この執行機関は強化を必要としている。そこにいる人間は1日24時間働く準備ができていなくてはならない。

 ― 2度の五輪チャンピオン、エフゲーニー・プルシェンコは、2018年のオリンピックのことを考えていると言っています。これについては。

 プルシェンコは偉大な選手だ。年齢的には韓国大会まで十分持ちこたえることができる。彼はマクシム・トランコフと同い年だよ!ただジェーニャはもう長いあいだ高いレベルで試合に出ているから、もっと歳をとっているかのように感じられるだけ。プルシェンコはたったの31歳だ!もし彼に現役を続行したい気持ちが残っているなら、私たちはただ嬉しいばかりだ。

 概してフィギュアスケート競技では、良い展望がくっきりと見えている。つい数日前にアメリカのマリーナ・ズエワに電話をかけたのだが、彼女はこう言っていた。自分のコーチ人生の中で、ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ組ほどよく練習するペア(カップル)を見たことがないと。先週はゴルシコフと一緒にエレーナ・クスタロワコーチのトレーニングを見に行ったが、そこでエレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン組の滑りに満足した。アレクサンドル・ゴルシコフとともにアレクサンドル・ズーリンのもとを訪れ、エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロヴィヨフ組の興味深い新プログラムを見た。今シーズンのアイスダンスでは、まったくもって予見できない戦いが見られるだろう。それから、いかなる場合でもクセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン組のことを決して忘れてはならない。若いアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組とアンナ・ヤノフスカヤ/セルゲイ・モズゴフ組も追いついてきている。

 もし誰かが慌ててアルトゥール・ガチンスキーを帳簿から抹消したとすれば、それは非常に早計だ。興味をそそる新しい人物像を彼は持っている。マクシム・コフトゥンは目に見えて大人になった。彼の新しいプログラムは多くの人を驚かせるだろう。また、アデリナ・ソトニコワが今すでにやっているのは、何かスポーツと芸術の間のものだ。ユーリャ・リプニツカヤは準備の真っ最中。そして、何人もの若い女子選手たちがシニアのスケートへと飛び込む準備をしている。


 (以下略)




<原文>
http://others.sport-express.ru/reviews/47207/
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