タラソワ<ガチンスキーのコーチを続ける>
あらっぽい訳ですが取り急ぎ。ミーシン先生のもとを離れたのは寂しいですが、来季のガチンスキー君は“来る”んじゃないでしょうか!
2014年5月8日
ヴェロニカ・ソヴィエトワ
アルトゥール・ガチンスキー選手をこの先もコーチする
(前文略)
アルトゥールからロシア選手権後に電話があり、会いたいと言われました。私の仕事は、相談にやって来た選手やコーチを助けること。彼はほとんど競技をやめたがっているように見えましたが、私は「トライする必要がある」と言いました。その結果アルトゥールは理解したのです。現代的な(※いまの時代が求める)フィギュアスケートに入れるようにする必要があると。
タラソワの言葉によれば、ガチンスキーはまず第一に自身の健康問題にしっかり取り組むことになった。
彼は腰に問題を抱えていました。私は彼をプロの神経外科医に見せました。それに、足の問題もありました。いま彼には専門家がついています。毎日特別な体操をしていますよ。ガチンスキーには他のどの選手とも同じように、長所も短所もあります。でも彼は、何が必要不可欠かを分かっています。最初は練習で息切れして“死にかけて”いましたが、今はすべて軌道に乗っています。一緒に仕事をし始めて3カ月間で、その最初の成果が見えてきました。私はアルトゥールをとても気に入っています。真面目な人で、彼の魂は滑りたがっています。エレーナ・ブイアノワと1週間練習して、ジャンプを跳び始めました。
タラソワはこの20歳の選手との仕事に、アレクサンドル・ウスペンスキーとマキシム・ザボジンも引き入れた。その名をよく知られた元選手で、現在はコーチをしている。男子シングル選手だったウスペンスキーは2010年に引退。ザボジンはアイスダンスでアメリカとハンガリーの代表を務め、2011年に引退している。
オリンピックのサイクルは4年間ですが、数サイクルにわたって我が国の選手たちを率いていく、そんな新しい、才能豊かな、その道に通じたプロフェッショナルなコーチを見出すこと。それもまた私たちの仕事です。私自身は19歳からコーチをし始めましたが、彼らはもう30歳になろうとしていて、良いスケート学校を出ています。現在、私たちみんなの力によって、アルトゥールのショート、フリー、エキシビションプログラムがもう出来ています。もうひとつ彼のためにプログラムを作りたいと表明しているのが、イリヤ・アベルブフです。私は大賛成。私自身がリンクサイドに立っているのかって?今のところそういう要請(必要性)はありません。でも、そうしなければならないなら、腰を上げますよ。
<原文>
http://itar-tass.com/sport/1174232
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