ミーシン<どこで何を間違えたのか>
2013年12月26日
イネッサ・ラスカゾワ
どこで何を間違えたのかずっと考えている
エフゲーニー・プルシェンコのコーチ、アレクセイ・ミーシンが『ソヴィエツキー・スポーツ』のインタビューに対し、今のところ「どこで何を間違えたのか最終的な結論は出ていない」と話した。
このことについて私はじっと考察し続けているが、考察の最終的な結論はまだ出ていない。ロシア選手権のフリープログラムで起こったようなことは、トレーニングではまったく起こらなかった。ジェーニャはとても自信を持って滑っているように見えた。それが突然…もし彼が昨日、11月初めにリガで滑ったようなフリープログラムを滑っていたなら、私自身も、そしてあなたも、今このような質問を投げかけたりしなかっただろう。
― ジェーニャ本人はあなたに何か言いましたか?なぜ彼はコンビネーションジャンプを入れなかったのでしょうか。何のために要素抜けにしたのでしょうか。ダブルアクセルを2本跳んだ後にトリプルアクセルを跳びましたが、それはすでに当然考慮(カウント)されないものでしたよね?
私は彼の傷をほじくり回すことはできないし、その必要もないと考慮した。ああいう場合、その人に触れてはいけない。
― ひょっとすると、実戦不足が影響しましたか?
きっとそうだろう。いま私は、実戦経験を積むためにザグレブの大会へ行くべきだったかもしれないという考えに傾いている。しかし、これは今になってようやく、後になってから分かったことで、あの時はまったく違う見方をしていた。あの時はただ、彼を余分に走り回らせたくなかった。
― ジェーニャは、オリンピックの個人競技の出場者にマクシム・コフトゥンを推薦すると、感情で話しましたね。
あなたの言及は正しい。あれは感情で語られた。負けた直後の、そういう精神状態にある選手から、入念にチェックされた如才ない発言を期待することはできないと思う。彼は自身の感情を表現する権利を持っており…
― あなたはこの件について別の考えお持ちですか?
ダー、この件について私には個人的な考えがある。しかし今はそれを言わないでおく。まずは連盟の幹部や専門家たちと相談したい。最終的な決定は彼らと共同して出すことになるだろう。これは私だけの決定とはいかないのだ、お分かりですか?同じように、我々がブダペストのヨーロッパ選手権へ行くかどうかを明確に言うことはまだできない。私個人の考えはあるにせよ。
― 最終決定はいつ出ますか?
どんなスケーターでも、周知のとおり、常にトップコンディションにあるわけではない。コンディションはピークと低下とにさらされる。したがって、誰がソチ五輪に出場するかは、ブダペストのヨーロッパ選手権が終わる前には決定されない。
<原文>
http://www.sovsport.ru/news/text-item/671182
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