メンショフは新たな愛に出会った

見るからにゴシップ色たっぷりなサイトにメンショフ選手の記事が。いちおう本人のインタビューなので嘘はないにしても、多少の脚色はありそうですからそのあたり（＆翻訳の問題）を差し引いて読んでいただければと思います。アルテミエワ選手、美人さんですね！

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2013年3月11日
セルゲイ・ダドゥイギン


メンショフは新たな愛に出会った

　（前文略）


　―　「お偉方はメンショフの人生を駄目にした」と、あなたの状況について著名なニコライ・モロゾフコーチが発言しました。こういう定義づけに同意しますか？

　今回はとても大変だった。何のためか分からずにトレーニングするのは苦しいよ。先が見えないというのはね。でも、すっかり駄目にはならなかった。4月に日本で行われる団体世界選手権に出場させてもらえるといいんだけど。とにかく連盟は約束してくれたし。

　―　もしまた外されたら？

　どんな気持ちになるか、もうわからないね。2011年に僕は初めてロシアチャンピオンになった。でも、そのとき日本で地震が起こって、団体世界選手権は翌年に延期になったんだ。僕は単純にそこへ出場するはずだった。でも2012年の春に団体戦へ行ったのは…マクシム・コフトゥンさ。どうやら彼はうまくとりなしてもらってるみたいだね。タチヤナ・アナトリエヴナの意見に耳を傾ける人はたくさんいるよ。

　―　つまり、あなたにもタラソワのようにロビー活動をしてくれる人が必要だと？

　いたら良かっただろうね、もちろん。

　―　ヨーロッパ選手権の前、ロシアのトップスケーターほぼ全員があなたを擁護しました。エフゲーニー・プルシェンコに、マクシム・トランコフに、アリョーナ・レオノワに、ドミトリー・ソロヴィヨフに…彼らがこんな反応をすると予想していましたか？

　正直言って嬉しい驚きだった。みんなが統一戦線を張ってくれるなんて思わなかったよ。スポーツの原則が明らかに侵害されているという今回のテーマは、文字通りインターネットを爆発させた。フィギュアスケート史上、ひとりの選手にこれだけ多くの支持が集まったことはこれまでなかったと思う。それでも連盟はやっぱり自分たちの考えを通したけどね。

　―　コフトゥン選手とは顔なじみですか？

　少しね。ロシア選手権の後は会ってないよ。コフトゥンがツイッターか何かで僕について批判的なことを言ってたって聞いたけど、どこからそんなことになるんだい？僕はどのインタビューでも彼のことを一言も悪く言ってないよ。

　―　偵察隊の報告によると、昨年あなたは引退したがっていたとか。

　あの時は怪我をしてしまって、ロシア選手権の準備をしていたというよりも、医者まわりをしてたんだ。出来が悪くて7位に終わった。ものすごいストレスを味わったよ。大会が終了して、「終わりにしよう。もう十分だ」って思った。3週間氷に乗らなかった。でもそのあと冷静になってね。かっとなって物事を決めてはいけないって、賢明な人たちがアドバイスしてくれたんだ。

　―　プルシェンコもあなたと同じ30歳です。もし彼のような怪我を抱えていたとしたら、あなたなら滑り続けますか？

　自分が肩を脱臼して、1カ月間普通にトレーニングできなかった時のことを覚えてるよ。転ぶのがすごく恐かった。さもないと医者の警告どおり手術だったからね。治ってからも長い間、肩を痛めないか心配だったよ。プルシェンコは椎間板を入れ替えたんだよね。ジェーニャはいくつも手術を受けてきている。勇気のある人だよ。僕なら彼のようなリスクは冒さなかっただろう。でも、プルシェンコは歴史に名を刻みたいんだよ。オリンピックで4回メダル争いをしたフィギュアスケート選手は、まだ世界に誰一人いないからね。

　―　ソチオリンピックに出たいですか？

　出たい。だから引退せずにいるんだ。

　―　でもロシアの出場枠は1枠だけになりそうですよ。あなたは、代表争いをする選手たち全員の失敗を密かに願うことになるのでは。プルシェンコを含めてね。

　それはできないよ。僕は人が良すぎて、誰かに悪いことを願うなんてできないんだ。ひょっとすると、スポーツで何か大きな結果を出せないのはそのせいかもしれないね。


10分年下


　偶然にもコースチャ（※コンスタンチンの愛称）は祖国防衛の日に生まれた。2月23日に彼は30歳になった。


　―　30歳の記念日はどんなお祝いを？

　その日は、コーチのエフゲニー・ルカヴィツィンと振付師のオリガ・グリンカがサプライズを用意してくれたんだ。ジュニアのスケーターたちがプラスチックのハートマークを手に持ってリンクへ現れてね。ちゃんとした出し物をしてくれて、すごく温かい言葉をくれて！有名な俳優のセルゲイ・セリンもお祝いに来てくれた。僕たちは数年前、彼がテレビ番組の『アイスダンス』に出たときに知り合ったんだ。セリンはその時このパレスへやって来て、正しいスケーティングを習ったんだよ。そして僕らは親しくなった。その後、僕を劇場へ招待してくれたよ。

　―　公演のことを覚えてますか？

　時間をこじ開けられなくてね。舞台を見に行ったのはコーチなんだ。

　―　自分の誕生日が男性の祝日と重なっているのは嬉しいですか？

　あんまり。プレゼントが半分になっちゃうし（笑）

　―　インターネットで読みましたが、あなたには双子の兄弟がいるとか。

　双子といっても一卵性じゃなく二卵生で、簡単に見分けできるよ。僕はニキータより10分若いんだ。以前は彼もフィギュアスケートをやってたんだけど、彼の中でスポーツは定着しなかった。今は飛行機工場で働いてるよ。

　―　お兄さんとはよく会いますか？

　一緒に住んでるからね！二人とも今のところ独身さ。ニキータは僕の試合を注意深く追っていて、僕について書かれていることを全部読む。それを話して聞かせてくれるんだ。僕の方は自分に関する記事はめったに読まないよ。

　―　なぜ独身なのですか？

　彼女はいたよ。レギナ・メシェリャコワと付き合ってた。僕らは5年ぐらい前に知り合ったんだけど、半年前に別れたんだ。

　―　原因は？

　たぶん、恋愛感情が過ぎ去ってしまったから。でも今でも友だちだよ。30歳の記念日を忘れずに祝ってくれた。

　―　コースチャ、まだ話の続きがあるように思いますが。

　別れた理由はもう一つある。僕が別の女の子と出会ったからさ。フィギュアスケーターのマリア・アルテミエワだよ。彼女もピーテル（※サンクトペテルブルク）出身で、同じグループで滑ってるんだ。

　―　もし秘密でなければ、彼女があなたにどんな誕生プレゼントを贈ったのか教えてもらえますか。

　おっと、それは言えないよ。素晴らしい、とにかく素敵なプレゼントさ！すごく感動したよ。僕らは今のところすべて素晴らしくうまく行ってる。

　―　一つの家庭に二人のフィギュアスケーターがいると、いつも問題が起こると言われてますよ。お互いすぐに疲れてしまうと。

　うん、それは聞いたことがある。僕とマーシャ（※マリアの愛称）はそうならないことを願ってるよ。ところで、3月11日にマーシャは20歳になるんだ。僕の方のプレゼントも彼女に気に入ってもらえるといいんだけど。


　（インタビュー終わり。以下略：アルテミエワ選手に関する情報等）

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＜原文＞
http://www.eg.ru/daily/sports/37067/

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＜自習メモ＞
вступиться за кого-что　を擁護・弁護する

пороть　ほどく
горячка　熱病
пороть горячку　よく考えもしないで行動する