<耐えて戦ってきたことは無駄ではないと信じたい>セルゲイ・ヴォロノフ
記者からメンショフ選手のことを質問されて答えていますが、冷静さと優しさの両方が感じられる素晴らしいコメントだと思いました。ニュアンスの違いはどうかご容赦を。間違いに気づかれた方は遠慮なくご指摘くださるとありがたいです!
2013年1月19日
TEAM RUSSIA-2014
今シーズン耐えて戦ってきたことは無駄ではないと信じたい
(前文略)
それ相応の状態ですよ。もちろん、ヨーロッパ選手権に向けては計画的に準備してきました。他のどんな試合とも同じように、すべて一歩一歩、段階的に行われたわけです。でもヨーロッパ選手権は全員を裁きます。来週すべてがどうなるか明らかになります。僕にとってすべて良いものになって欲しいと強く願っていますよ(微笑)。今シーズンやってきたことが無駄ではないと信じたいです。こんなにも耐えて、練習して、戦って、克服してきたことがね。
― ヨーロッパ選手権前の気分は、12月にソチのリンクで抱いていた感じとは違いますか?
だいたい僕は試合に特に区別は付けません。でも、どこへ行くのか、何のためにそこへ行くのかはいつも無意識のうちに理解しているものですよね。僕が思うに、必要なのはリンクに出て自分の仕事をすることであって、試合の意義について考えることではありません。
― セルゲイ、ヨーロッパ選手権のロシア代表チームのメンバー構成で、コンスタンチン・メンショフから若手のマクシム・コフトゥンへの交代がありましたが、あなたはこれについてどう思われましたか?
この状況で言えるのは、コースチャ・メンショフのことは人間として気の毒に思いますが、マクシムにも何の関わりもないということです。この問題を解決するのは選手ではなく、連盟のコーチ会議と執行委員会です。でも、コースチャの立場はとてもよく分かります。僕も2010年に同じような状況に置かれましたから。そのとき僕が行けなかったのはバンクーバーオリンピックで、ヨーロッパ選手権よりもはるかに意義のある試合でしたが。また同じような状況に置かれるのは本当に嫌ですね。
<原文>
http://www.team-russia2014.ru/article/7934.html
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