<ガチンスキーの敗因は勝利への過度の熱望>ミーシン
ちょっと怪しい訳ですが、取り急ぎアップします。
勝ちを意識しすぎてあそこまで自爆してしまうとは…
ロシア大会ではこの経験を生かして会心の演技を!!
モスクワ、11月6日、ノーボスチ通信
ガチンスキーの敗因は勝利への過度の熱望
(前文略)
「アルトゥールは見事にショートプログラムをこなし、世界中のトップスケーターたちと戦えることを再び証明した」と、R-Sportの記者の電話取材に対してミーシンが答える。「だが、フリープログラムでは、勝ちたいと強く望みすぎた。責任を背負い込んでしまい、それでうまく滑ることができなかった。しかし、ある日本の傑出したバレーボールコーチが言っていたように、我々は転んだり起き上がったりしながら成長する。私とアルトゥールはこの道を歩む」
ガチンスキーはフリープログラムの最終滑走者で、先に滑ったライバルたちは最高のものを見せてはいなかった。ミーシンが指摘するところによると、自分のせいで勝利を取り逃してしまった形の精神的ショックは、スポーツ選手にとって糧となる。
「最初のうちにちょっと下へ落ちてから高みに上る方が良い(※または“高みに上るためには、最初のうちにちょっと下へ落ちておいた方が良い”)ということがしばしばある。スポーツにおける経験と実地がそれを証明している」とミーシンは言う。「とはいうものの、私はこのグランプリ大会でアルトゥールが下へ落ちたとは考えていない。だが、我々は言うまでもなく演技を分析し、しかるべき結論を導き出すつもりだ。そして、このようなへまが二度とないように、ファンを悲しませることのないように努力する」
このスペシャリストの考えでは、中国大会の採点にはまだ改善の余地がある。
「採点は、やわらかく言って、偏ったものだった」とミーシンは言う。「またもやアルトゥールのシットスピンの姿勢に文句をつけられた(2011年ヨーロッパ選手権のショートプログラムで、ガチンスキーのこのエレメントはカウントされなかった)。競い合うのは、率直に言って難しかった。まあ仕方がない、文句をつけられないような滑りをするとしよう。我々のこの立場(態度)は揺るがない」
<原文>
http://sport.ria.ru/figure_skating/20111106/481980101.html
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