<ジャッジの採点は“ギャング行為”>アレクセイ・ミーシン
英語で言うところのbanditism, banditryです。
トゥクタミシェワもソトニコワもそれぞれに素晴らしく
私としては甲乙つけがたいという印象で
ヤグディン・プルシェンコ時代を彷彿させるものがありました。
まだ二人とも14歳ですから、これからが楽しみなような
なんだかいろんな意味で空恐ろしいような…
北京、2010年12月10日
ノーボスチ通信
「ギャング行為」と評した
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ・ファイナルが北京で開催されているが、ロシアのコーチ、アレクセイ・ミーシンは、自分の教え子エリザヴェータ・トゥクタミシェワのフリープログラムに対するジャッジの採点を、不服としている。
「テクニカルジャッジたちは、トゥクタミシェワの3回転ルッツを回転不足と判断しているが、実際はクリーンなジャンプだった」と、ミーシンはミックスゾーンでプロトコルを見ながら言う。「また、スピンがレベル3と判定されているが、これもレベル4だった。これはギャング行為だ。リーザ(※エリザヴェータの愛称)は10点盗まれた」
コーチは、トゥクタミシェワのジュニア・グランプリ・ファイナルでの演技を「成功」と評する。「リーザがこういうレベルの大会に出場したのは初めのことで、連続ジャンプでの転倒はあったものの、好ましい滑りだったと言える」とミーシンは話す。
トゥクタミシェワは積極的にトリプルアクセルの練習をしているが、指導者の言葉によると、まだプログラムに組み込むべき時は来ていない。「彼女は成長し、自分の道を歩んでいる。現時点でトリプルアクセルを試合でやるのは無駄(目的に合わない)だった」と、ミーシンは強調した。
<原文>
http://sport.rian.ru/sport/20101210/306893443.html
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