<中国杯のジャッジに疑問>アレクセイ・ウルマノフ
かなり具体的にはっきり言ってますねぇ。
まだムロズ選手の演技を見ていないのでよく分かりませんが…
というかテレ朝さん、なぜ2位の選手を放映しないのですか?!
モスクワ、2010年11月6日、ノーボスチ通信
フィギュアスケート グランプリ・シリーズ第3戦のジャッジは
疑問を引き起こした
フィギュアスケートのグランプリ・シリーズ第3戦において、男子シングルのジャッジたちは一連の議論の余地が残る判定をした ― 1994年のオリンピックチャンピオン、アレクセイ・ウルマノフはそう考えている。
中国杯は日本のタカヒコ・コヅカが優勝した。銀メダルはアメリカのブランドン・ムロズ、銅メダルはチェコのトマシュ・ヴェルネル。元世界チャンピオンのブライアン・ジュベール(仏)が4位、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフは怪我のため途中棄権した。
「この大会の採点については、さらに多くの議論が行われると思います」と、ノーボスチ通信の電話取材でウルマノフが指摘した。「考えてみてください。ジュベールはクリーンな4回転トゥループを3回転の評価に下げられました。このジャンプの回転不足は明らかに4分の1回転以下でした。それならば、コヅカや他の選手の4回転も評価を下げられるべきです」
弊社の取材相手は、ジャッジたちの判定がジュベールからメダルを奪った可能性があると問題提起する。
「例えば、ムロズはショートプログラムで4回転-3回転のコンビネーションジャンプを問題なく認定されました。でも、リプレイで確認すると、ファーストジャンプにかなりの回転不足があるのがはっきり見てとれます。4分の1回転以上あります」と、スペシャリストは付け加える。「要するに、この微妙な差異において、ジャッジは大いに“フーリガン”になりうるのです。テクニカルジャッジたちは、このムロズの“議論の余地ある”リプレイを見てさえいないと、私はほぼ確信しています。一方、彼らはジュベールに対しては付きまといたがり、実際に付きまといました。これらの失われた点数で、もしかすると、表彰台に届かなかったのかもしれません」
「ただ、このフランス人のプログラムに関しては非常に驚きました。ステップとスピンで、高いレベルを取ろうとすらしていなかったからです。ジュベールのチームがどうやって勝とうとしていたのかよく分かりません」と、オリンピックチャンピオンは言う。
それでいてウルマノフは、大会の結果を“全体としては正当なもの”と評する。「日本のコヅカが実際にいちばん良かった」と明言する。「でも、正直なところ、北京で行われた男子シングルのプログラムには、印象的なものはひとつもありませんでした」
<原文>
http://sport.rian.ru/sport/20101106/293220424.html
- 関連記事