日本は勢いを得た ― 高橋大輔がトリノで金メダルを獲得
この「コメルサント」紙はスポーツ紙ではなく
ロシアの「経済紙」であり「有力紙」です。
格調高い文章の中で、ダイスケ・タカハシが
高く評価されていることをとても嬉しく思いました。
しかし、スポーツ紙と文章が違いすぎる…(汗)
後で訂正を入れる可能性大ですのでご了承下さいませ。
2010年3月27日
ワレリヤ・ミロノワ
高橋大輔がトリノで金メダルを獲得
(前文略)
男子ショートプログラムでトップに立った日本のダイスケ・タカハシは、ニーノ・ロータの音楽に乗せたフリープログラムを事実上ノーミスで滑ったことで、確かな勝利をものにし、日本人として史上初の世界チャンピオンになった。ずっとプルシェンコのコーチをしている著名なアレクセイ・ミーシンコーチが、すでに数年前からこのスケーターの技術に魅了されているというから興味深い。手と足の動きを見事に調和させる彼の能力は、ミーシンの考えによれば、希有なものである。技術的に難度の高い作品を演じたことで彼のこの特質は増幅され、他ならぬこの特質によって、オリンピックでも勝つことのできた高い得点を得た。タカハシの合計点は257.70点。トリノには出場しなかったバンクーバー五輪のチャンピオン、アメリカのエバン・ライサチェクの得点は、257.67点だった。
その上、ダイスケ・タカハシは世界でただ一人、最高難度のジャンプのひとつである4回転フリップを跳ぶ。確かに今回は両足着氷のミスがあったが、彼は昨期、足の怪我とその手術のためほぼ1シーズンを棒に振っている。「自分にとって大切なのは、以前のコンディションに戻り、4回転を1本ではなく最低2本入れること」と、世界チャンピオンは言明した。
(以下略:ロシアの男子・アイスダンスについて)
<原文>
http://www.kommersant.ru/doc.aspx?DocsID=1344368