フィギュアスケート:我が国の可能性(上)
привлекатьとпривыкатьをごちゃ混ぜにして
訳していました…川口さん、申し訳ありませんm(_ _)m
バンクーバーでの勝利を心からお祈りしています!!
「ソヴィエツキー・スポーツ」というスポーツ紙より
関係者の言葉とメダル予想の部分だけ訳してみます。
(あくまでロシアのいちスポーツ紙の予想に過ぎません!)
ミーシン教授の女子に対するコメントは
あって無いようなものですね…やっぱりという感じですが。
高橋君と川口さんへのコメントにはちょっとため息が。。
2010年2月9日
フィギュアスケート:我が国の可能性
男子シングル
ロシア選手:エフゲーニー・プルシェンコ、アルチョム・ボロドゥリン
本命選手:エフゲーニー・プルシェンコ、ステファン・ランビエル(スイス)、エヴァン・ライサチェク(米)
有力選手:ブライアン・ジュベール(仏)、パトリック・チャン(加)、ジェレミー・アボット(米)
ダークホース:ダイスケ・タカハシ(日本)、ノブナリ・オダ(日本)
(記事部分略:有力選手の力の分析、
プルシェンコの金メダルの確率は90%等の記述)
「ソヴィエツキー・スポーツ」の予想:金メダル
アレクセイ・ミーシンのコメント
我々はすべてのライバル選手たちに敬意を払っている。それぞれが独自の魅力と自分の切り札を持っている。ランビエルには、芸術的ビジョンがあると言いたい。チャンには、祖国の壁(※地元の利という意味だと思います)と際立ったスケーティング技術の修練。ライサチェクには、スポーツの基礎とアスリートの資質。ジュベールには、カリスマ性とフィジカル面の準備…
アボットは、3年ほど前に私のところへ4回転トゥループを習いにやってきた。彼はプログラムの振付の処理に長けているが、安定していない。オダはその逆で、振付とスケーティングスタイルには惹かれないが、その代わり、ある種の自然さ(飾り気の無さ)とあるがままの感じが共感を呼ぶ(歓心を買う)。タカハシは良い選手で、イーゴリ・ボブリンを思い出させるものがある。しかし、ときどき役に入りすぎて、ジャンプのことをなかなか思い出せなくなる。
ジェーニャの最大のライバルはランビエルだという見解についてはよく知っている。そして、これには一理あるかもしれない。
ペアに関しては次のように言おう。カワグチ/スミルノフ組がヨーロッパ選手権でサフチェンコ/ショルコヴィー組に勝ったことは、オリンピック前の大きな出来事(重要なこと)だ。これで、ドイツ人の威光がジャッジにかけるプレッシャーは小さくなるだろう。しかしながら、金メダルの最有力候補は中国のシェン/ツァオ組だ。では、彼らのどこが優れているのか?彼らを見るのは、いつかのベロウソワ/プロトポポフ組の時のように心地よい。まるでとてもよく知っている、大好きな料理の味のようだ。カワグチ/スミルノフ組も少しずつそこに近づいている。だが今のところ、日本の寿司とロシアのシチー(※ロシアの伝統的なスープ)との注目すべき組み合わせは、一般観衆
女子についてだが、私は1956年からフィギュアスケートの世界にいるが、こんなに弱かったことはなかった。ヨーロッパの女子シングルはもう存在しないと言いたいぐらいだ。我が国の女子選手がタリンでこれに付け入ることができなかったのは残念だ。そういうわけで、バンクーバーの本命は韓国のユナ・キム、日本のマオ・アサダ、そして、今シーズンは少し弱いように見えるが、やはりカナダのジョアニー・ロシェットだろう。もう一人の日本人ミキ・アンドウも本格的なスケーターだが、4回転サルコウを跳んだ彼女に残されたものは少ない(※もう4回転はほとんど跳べなくなってしまった、ぐらいの意味かもしれません)。しかし、アサダにもジャンプの回転不足や不正エッジのことでクレームをつけることができる。
女子シングル
ロシア選手:アリョーナ・レオノワ、クセニア・マカロワ
本命選手:ユナ・キム(韓)、マオ・アサダ(日本)、ジョアニー・ロシェット(加)
有力選手:カロリーナ・コストナー(伊)、ミキ・アンドウ(日本)
ダークホース:ラウラ・レピスト(フィンランド)
(記事部分省略)
「ソヴィエツキー・スポーツ」の予想:メダルなし
(つづく)
<原文>
http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/369308
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