ヴィクトル・ペトレンコ独占インタビュー(抜粋)
その後もペトレンコはランビエルを説得し、彼が競技復帰を決意する一因になったようです(TSUGUMIさんのブログより)。
前文
(略)
採点システムについて
(略)
ジョニー・ウィアーについて
(略)
ステファン・ランビエルについて
― ステファンとの共同作業は、何らかの形で続いているのですか?
(ため息をついて)あぁ…私たちはものすごく長い時間をかけて話し合ったんですよ。彼はイタリアから電話を掛けてきました。引退表明をする前日にね。本当に長い時間話しました。私は、実を言うと、引退しないように説得したんです。
そう、たしかに彼は怪我をしていて…しかも、イエテボリ世界選手権の数日前に、その怪我は文字どおり決定的なものになりました。そして、そこでいったい何が起こったのか、彼が私たちのところにいる時にもうはっきりと分かったんです。それで彼はスイスへ発ちました。傷を治療し、処置を施すために…
鼠径部(股の付け根)の怪我は非常に不快なものです。私は深刻な怪我からは護られて万事うまくいきましたが、でも鼠径部には問題があって、手術を受けたんですよ。鼠径輪を…
― 鼠径輪の離開(離解、分離)ですか?でも、それはとても不快で、悪い影響の出る治療なのでは…
そうそう、よくご存じですね。怪我はステファンに大きな不快感をもたらしました。トレーニングを始めて15~20分経つと、足が麻痺し(無感覚になり)始めました。私はどんな場合でも、「そんなのは問題じゃない」とは決して言いません。だけれど、それでもやっぱり、彼は競技に残ることができたと思っているんです。
しかし、彼はあのような結論を出しました。それは何故かというと、おそらく…どう説明すればいいかな?こういうことは、非常に高いレベルで多くのことを成し遂げたスポーツ選手によくあることなんですよ。彼らは疲れてしまって、目標が見えなくなるんです。それでこういうことが起こるわけです。
しかし彼は今ショーに出演し、プロとして滑っているので、この状況では必ずしもコーチを必要とはしません。彼はスイスで主に振付師と一緒に仕事をしています。当然のことです。いいですか、このレベルのスポーツマンは、ショーに出演するために専門コーチの助言を受ける必要はないんです。彼は自分で自分を立派にコントロールすることができます。
でも、彼には残ってほしかったと…
― では、彼は復帰できると思われますか?
ええ、できると思います。
(以下略)
ウクライナのフィギュアスケートについて
(略)
2009年2月5日
アレクサンドラ・ロパタ
<原文>
http://community.livejournal.com/fsnews/49683.html
<自習メモ>
ми'ловать 赦す/釈放する
Бог миловал 《旧》万事うまくいった
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