タラソワ<国別対抗戦への出場がなければ、ラジオノワはとどめを刺されていたかも>
引っ越して、腰を痛めて、右手を痛めて、スマホが壊れて…といろいろあった3カ月間でした(汗)
さて、久々の更新は、ラジオノワ選手を語るタラソワコーチの談話。ロシア女子の五輪代表争いは壮絶なものになると思いますが、全員が怪我なく、力を出し切ってほしいと祈るばかりです。
2017年8月4日
アナトリー・サモフヴァロフ
ロシア功労コーチのタチヤナ・タラソワが、ロシアのフィギュアスケート選手エレーナ・ラジオノワのオフシーズンにおける成長について、考えを語った。
ラジオノワにはとても困難な時期がありました。彼女が迷子にならなかったのは、国別対抗戦に出場したからです。連盟はあのとき正しい判断をしました。レーナ(※エレーナの愛称)の気力がなくならないように決断されたのです。ロシアには強くて、異なったシングル選手たちがいるべきですから。
連盟がラジオノワを試合に派遣するのは間違いだ、シーズンを勤め上げた立派な女子選手たちがほかにいるのに、という声がありました。ただそれは、もしシーズン最後にレーナの息の根を止めてしまったら、彼女は降参の手をあげることもできないということを、そのとき誰も理解していなかったのです。
そしてレーナは、自分自身を失望させませんでした。いま彼女はエレーナ・ゲルマノヴナ・ブイアノワコーチといい仕事をしています。二人は良い目をしていますね。まさにお互いを見ていますから。二人は理解し合っています。
シェイ=リーン・ボーンが振り付けたフリープログラムは素晴らしい。このプログラムはレーナをまったく違う方向から開くものです。試合で披露されるどのプログラムとも異なるものになるでしょう。
レーナはより良く、より安定してジャンプを跳ぶようになりました。最初のアプローチから、すぐにジャンプを遂行しています。氷の上で自信を感じているのです。
<原文>
https://www.sports.ru/figure-skating/1054190202.html
<原文の元記事>
http://rsport.ru/figure_skating/20170804/1123768736.html
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