<勝利は愛の力> エレーナ・イシンバエワ
真ん中あたりの気になったところだけ訳します。
明石家さんまのインタビュー番組の中で
超キュートな素顔を見せてくれた彼女。
さて、その世界一幸せな“彼氏”の名は・・・
(略)
ポールの寸法(次元)
世界選手権5回優勝、世界新記録24回更新、そして2004・2008五輪金メダリストとなったイシンバエワ。跳躍の前、彼女は自分のポールに向かって何をささやいていたのか?今日、国中のすべての刊行物がそれを予測している。
あの瞬間すべての人々が気づいた。
「見てごらん、イシンバエワがポールと会話してるよ。彼女はいつも跳ぶ前に何か言ってる…あれには何か神秘的な意味があるんだ」
北京の『鳥の巣』スタジアムの観客席で彼女を見守っていたドミトリー・ノーソフ(※柔道の選手)も気づいていた。
イシンバエワがポールと何を話しているのかは、明らかにされていない。
「あれはただ、私がエネルギーを得る助けになる言葉なんです。人は皆それぞれ自分だけの、エネルギーを充填するための言葉を見つけられます」
そして、こう誓っている。
「ロンドンまでは明かしません。いつか誰かが気づくでしょう」
誰から隠れていたのか
もうひとつ、我らがイシンバエワの勝利の立会人たちを悩ませた謎がある。新記録となる高さを設定する寸前まで、なぜ頭から布団を被ってじっとしていたのか?
ジャーナリストの問いに対してイシンバエワはこう答えた。カメラに気を逸らされないように、そうやって調整し、集中し、隠れているのだと。
「ただ集中しようとしています。だって周囲はものすごい数のカメラですから。隠れる一番の理由は、カメラを見ないようにするためです。このような大きなスタジアムでは戸惑ってしまうことがありますが、そんな瞬間も、カメラは私の視線をとらえ、私がどのように準備しているかを盗み見ることができます。でも隠れてしまえば、誰も私を見ていないという錯覚を起こすことができるんです」
個人的なこと
先日はエレーナの母、ナタリヤ・イシンバエワの誕生日だった。すでに知られているとおり、世界記録保持者は母親へのプレゼントとして勝利を約束した。26歳のダブル・オリンピックチャンピオンの母はこう語っている。
「『プレゼントはね、思いついたんだけど…世界新記録よ。』と彼女が言ったんです。それで私は『勝って欲しい』と言いました。するとあの子、『そうするわ!』だって」
また、エレーナ・イシンバエワはこうも語った。次々に勝利することができるのは、愛のおかげだと。
「自分が何か信じがたいことを成し遂げたということは分かっています。すべては、私が恋をしているからです」―チャンピオンは打ち明けた―「彼はアルチョムという名前です。でも、彼が誰なのか、何をしている人なのかは言わないわ」
(略)
2008年8月19日
rian.ru編集部
<原文>
http://www.rian.ru/sport/20080819/150490503.html
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