トゥクタミシェワ<新プログラムが今季のモチベーションになった>
セルゲイ・ポドゴルノフ
今季のモチベーションを見つけるのは難しくなっていただろう
2015年の世界チャンピオン、エリザヴェータ・トゥクタミシェワが自身のフリープログラム「孤独」(イーゴリ・クルトイ作曲)について語った。
同選手は本日、ロシアグランプリ・モスクワ大会で優勝した。
このフリープログラムをつくっていなかったら、今シーズンの競技へのモチベーションを見つけるのはもっと難しくなっていたでしょう。滑り込んで演じることに興味深々です。私にとって新しいイメージ。もっとよく見せたり、伝えたりするために成長する余地は常にあります。今シーズンのモチベーションは2つの新しいプログラムをお見せすることです。
私たちはフリーの衣装を変えることにしました。前の衣装は美しいけれどアイデアがなかったので。もっとプログラムに沿うものにしたかったんです。この衣装の方がはまっています。ショートのような黒ではなく、喪の色合いを減らすためにボルドー色に決めました。ボルドーは私の好きな色のひとつです。
トゥクタミシェワの滑走中にちょっとした技術的なエラーが起こった。一瞬、音楽が少し止まってしまった。
あれは音楽のジョークでした。スマホで音楽を聴いていたらSMSの通知が来て音楽が途切れた、みたいな感じ。技術の問題で、ちょっと面白かったです。動揺はしませんでした。私はこういうことが好きなんです。演技中に音楽が完全に止まったという記憶はありません。
主催者は、今大会の認定証(※取材許可証?)のイラストにトゥクタミシェワの写真を選んだ。
ファンの愛についてですか? それはフィギュアスケート人生の一部で、慣れるものです。みんなが関心を持って愛を示してくれるのはいつも気持ちがいいです。特に、心がこもっていてわざとらしくないときは。いつも喜んで写真を撮ったり、サインをしたりしています。
思いがけず、今大会の認定証(※取材許可証?)に私が載りました。たしか昨シーズン、一度あったと思います。私に敬意を表してくれているのかも。写真を気に入っているかどうかですか? 証明写真みたいに撮れているのは良いですね。でも、認定証(※取材許可証?)に使うのであれば、私なら別の写真を選んでいたでしょう。
― 地方でフィギュアスケートを発展させることは重要ですか?
地方でも大都市でもどこでも、フィギュアスケートを発展させなければいけません。もっと多くの才能を見つけるために。あちこちでマスタークラスを行って、小さい頃から正しいテクニックを教え込まなくては。いろんな町でたくさんのスケーターを発見できます。すべての才能が大都市だけで生まれるわけではありません。
<原文>
https://www.sports.ru/figure-skating/1113205676-elizaveta-tuktamysheva-esli-by-my-ne-postavili-etu-proizvolnuyu-motiva.html
<原文の元記事>
https://matchtv.ru/figure-skating/matchtvnews_NI1723492_Jesli_by_my_ne_postavili_etu_proizvolnuju_bylo_by_slozhneje_najti_motivaciju_na_etot_sezon__Tuktamysheva
- 関連記事
-
- リーザはすべての女子スケーターのお手本 (2022/12/25)
- トゥクタミシェワ<命令には従わない> (2022/12/21)
- トゥクタミシェワ<新プログラムが今季のモチベーションになった> (2022/11/16)
- トゥクタミシェワ<競技の外ではただのリーザ・トゥクチク(下)> (2020/01/01)
- トゥクタミシェワ<競技の外ではただのリーザ・トゥクチク(上)> (2019/12/30)