トゥクタミシェワ<十八番のジャンプを跳ばなければ>
2016年11月1日
タチヤナ・フレイド、ミシソガ
ロシアのフィギュアスケート選手、エリザヴェータ・トゥクタミシェワが、グランプリシリーズ第2戦カナダ大会の自身の演技についてコメントした。彼女はこの試合で4位だった。
100パーセント言えるのは、これが私の最高の試合ではないということ。でも、カナダの練習はいい感じで進みました。といっても、それは大事なことじゃないですね、やっぱり競技会で重要なのはいい演技をすることなので。
でも、まさに今回の練習で私は目覚めてきて、自分の手足を感じ始めたんです。トリプルアクセルもここでは何度も成功しました。フリープログラムでは、ミスはしてしまったけれど、とても自信を持って、楽にジャンプを跳べました。跳びやすかったです。
これがいちばん重要な成果だと思っています。こういうジャンプを私は長い間、昨シーズンも跳べていなかったからです。この試合が終わって、成長はちゃんとあるんだと分かりました。
― トリプルアクセルについてどう思っていますか?メダルを獲るためにあなたに必要なものですか?
そうだと思います。今の女子たちが前へ抜け出したので。フィギュアスケートは信じられないようなスピードで前進しています。だから、他の選手たちと競い合うためには十八番のジャンプをやらなければいけません。
今回、ショートプログラムはクリーンに滑りましたが、全体として10点ぐらい落としました。これは重い点差です。だから練習して、できるだけ上の方に留まれるようにします。
― サンクトペテルブルクでは今、カロリーナ・コストナーがあなたと同じグループで練習していますね。どんな効果がありますか?
カロリーナのことは大好きです。素晴らしい人で、彼女と同じリンクにいることは大きな喜び。たしかに今はジャンプにちょっとした問題があるけれど、ジャンプを跳ばなくても彼女のスケートは凄いです。
カロリーナが来てくれて嬉しいです。動きの調和、意識、滑りたいという強い願望が目に飛び込んでくるんです。だから彼女は何をやっても疲れないし、見ているこちらも疲れないんですよ。
― 次に出場するグランプリ大会は中国です。どんな目標を立てていますか?
練習してきたことと、自分にできることをすべて見せるのが目標です。トリプルアクセルをどちからのプログラムに入れるか、もしかすると両方に入れるかもしれません。今はまだ決まっていないけれど。そのうち分かるでしょう。すべては私のコンディション次第です。
<原文>
http://www.sports.ru/others/figure-skating/1045281971.html
<原文の元記事>
http://www.fsrussia.ru/intervyu/2512-elizaveta-tuktamysheva-mne-nuzhno-delat-koronnyj-pryzhok-chtoby-sopernichat-s-drugimi-sportsmenkami.html
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